僕の大好きなものの話。
こんにちは。
高山裕輝というものです。
前回のブログ記事、ある特定の人たちには刺さっていてよかったです(笑)
1週間ほど、連日記事を投下してきましたが、
ここで一旦筆をおこうかなと思っています。(明日から旅行が始まるので…
ですが、
今回の記事は、連続投稿の最期を取るに相応しいものだと言えるでしょう!!
お楽しみください。
僕の悩み
僕には最近悩みがある。
それは、仲間がいないという悩みだ。
仲間と言うのは、楽しさを増幅させ、悲しみを半減させる。
今の僕には仲間がいない。
そう、
ラップ好きの仲間が!!!
実は、
AIESECにはヒップホップ部なるものがある。
素晴らしいコミュニティだ。
AIESEC内部活動の中で最も活動的な部活動の1つである。
ちなみに、もう1つのアクティブな部はパン部だ。
今日食べたパンを紹介し合う部活動らしい....
パン部に負けるわけにはいかない。
みんなもヒップホップ部に入ってくれ。
ラップの楽しみ方
しかし、僕は知っている。
ラップには聞かず嫌いな民が多い。
仕方がない。ラップの意外な価値をお教えしよう。
ラップにはバイブスが上がる軸が大きく3つある。
①ライム(韻)
例:嫌いな民、仕方がない、意外な価値
②フロー(音の乗り方)
これは普通の歌も取り入れている。
メロディーに乗せてフレーズを歌うことをいう。
ラップ独特の表現だ。
ラインというのは歌詞(セリフ)のこと。
心をグーパンチで殴られるような痺れるセリフ(核心をついた一言)ということだ。
ライムとフローはラップを音楽として楽しむための要素となっている。
そして同時に、ラップの趣向を高めている。
つまりは不自由なのだ。
だからこそ、そんな縛りの中で繰り出されるパンチラインが一層痺れる。
とまあ楽しめる要素は盛沢山なので、
ここまで読んだ人は大人しくラップを聴きなさい。
Creepy nutsとかケツメイシとか聴きなさい。
そして、感想を教えなさい。
折角なので、オススメの曲をおいておこう。
■■韻を楽しみたいクレバーなあなたへ■■
...ケツメイシ『ア・セッションプリーズ』『夏の思い出』がいんじゃないかね。
■■フローを楽しみたいアーティスティックなあなたへ■■
...AKLO『RGTO』、ZORN『Walk This Way』とかいっとけ。
【Official Music Video】ZORN/Walk This Way feat.AKLO [Pro.dubby bunny/Dir.Takuto Shimpo] (C)2018昭和レコード
■■パンチライン(内容)を楽しみたい熱いあなたへ■■
...Creepy nuts『刹那』『教祖誕生』、ZORN『My Life』
【歌詞つき】ZORN / My life (Prod. by DJ OKAWARI)
お前ら(子ども)のためとは思わねえ。
そうじゃなくて、お前らのおかげ。
こんなん、痺れますやん。
ラップのたまらなく好きなとこ
ところで去年、
僕はAIESECの活動で海外インターンシップを一から作る活動をしていた。
そして、そのインターンの説明会を宣伝するビラのコピーライティングをした。
その時のビラがコレだ。(表面だけだけど
↓
我ながら良いこと書いたなあ。
ここに書けた思いは『志をどうやったら見つけられるのか』という問いへの答えだ。
僕は思う、
志っていうのは明確な未来への理想像であり、それを描けている自分への使命だと。
明確な未来への希望があるからこそ、対照的に今の現実に対して絶望を抱く。
皆、志(希望)を持てているAfterの姿ばかり夢見ているが、
その前のBeforeには、絶望を知る / 感じるステップがあるんじゃないか、
そんなことが言いたかった。
わかります。
皆が思っていること。
ラップとどない関係があんねん!
いや、あるんやて。
そこがミソ。
イメージしてみて欲しい。
ラップを唄っている人の容姿を、人柄を、思想を。
何か怖そうな人を思い浮かべなかったか。
それは、ある意味あっている。
もともとラップの生まれは、貧しい黒人たちの言葉遊びが起源だ。
彼らは娯楽としてラップを始めた。
しかし、その娯楽の中には悲痛な絶望の叫びが織り込まれている。
もちろん、テンション上げるための歌も多いが、
よーく聞き分けてみると、今への不満や怒りが表現されている。
僕はこの、
絶望への怒りのエネルギーがたまらなく好きだ。
特に最近痺れた一曲がある
特にこの、
Creepy nutsというアーティストの『刹那』という曲はスゴイ。
ここに表現されている、ラッパーR指定の叫びは、えも言われぬ迫力がある。
イヤホンで聞くことを強くお勧めする。
#イヤホンつけろ
曲を流す前に、簡単に紹介をしておこう。
現代では、
ラップを駆使してお互いに罵り合う、ラップバトルというものがある。
その全国チャンピョンを決めるUMBという大会を、
ラッパーR指定は大阪代表で3連覇したのだ。
しかし、
勝てば勝つほど、周囲の観客は彼が王座から都落ちする様を期待しはじめた。
応援が嫌味に聞こえ、歓声が自分の敗北を求めるているかのように聞こえる。
その心情は計り知れない。
当時3連覇した時のWinning Rap(優勝を喜ぶフリースタイルラップ)がこちらだ。
そうこうして人気が高まり、R指定は松永というDJと共にメジャーデビューを果たした。
しかし、そこで次に待ち構えていたのは、
自分たちを商材として見る大人たちであった。
そんな中でも必死に自分たちの夢を追いかけようと彼らはもがいている。
大きなチャレンジに伴う暴風ともいえる逆風。
その逆風に対して『負けてたまるか』と自らを奮い立たせるのがこの曲のテーマなんだと思う。
じっくりと聞いてみて欲しいな。
ちなみに僕はこれをテスト当日の電車で初めて聞き、
テストへと向かうモチベーションが下克上的な感情に変わってしまった。
(単位はまだない。)
他にも、DRUGの歌やかなり哲学的な歌まで多種多様だ。
最後まで読んだあなたは、今日からマイメンだYO!
ヒップホップ部へようこそ!!
※ちなみに、髭を生やしてるんだが、それとラップとはあまり関係ない。
これは純粋に、オダギリジョーを閲覧しすぎたためである。